2019年4月29日月曜日

新たなるステージへ、台湾でのミッション2018/5月、レンタカー運転編

”台湾でレンタカーを運転したい!!”
どの国へ行っても思う事ではありますが、行ったその国で運転したい。
何故って、「 川 」は田舎に有るから。
公共交通機関が不便な場所にあるんですなー、「 魅力的な川 」ってやつは。
そうなると、自分の都合で・タイミングで川へ行きたい、となったら、車を運転して自分で現地へ行くのが便利なのです。
ただ、慣れない海外で、その国の交通ルールが不明なまま運転するのは甚だ不安で、そして危険ですね。なので、その国にそこそこ慣れてから~~、なら運転への踏ん切りが付きますね。
以前に行った国、
・ニュージーランドでは運転しました。日本車が多くて、左側通行。交通ルールも理解し易い印象でした。
・バリ島、滞在期間が1週間なので運転してません。”アジアだなー、交通ルール有るの?”って位大雑把な運転してる印象。
・オーストラリア、滞在期間が短かったので運転してません、が、次回は運転したいな~と思いました。やはり白人文化圏は交通ルールを守って運転してる印象強し。
・台湾、やっぱりアジアですねー。交通ルールがちょいとカオス。そんで原付きバイクの多さに閉口。右側通行の左ハンドルはかなり運転が難しそう。ただ、2回の台湾訪問で徐々に慣れてきて、”大都市は無理でも、中都市から田舎へなら運転できそうな気がする。”
って事で、レンタカーを日本で予約。なんとスマホのアプリで予約できました。
便利な世の中になったもんだ。

台湾で自動車の運転をするには、国際運転免許証では無く、日本の免許証をJAFで翻訳した物が必要でした。
で、大分県のJAFに電話で問い合わせると、「即日では作成できない」「郵送で7~10日掛かります」”げっ、日程がギリギリだ、ヤバい”
「福岡市のJAFなら即日発行出来ます」
との事だったので、福岡のJAFまで出向き、発行して貰いました。
免許証の翻訳は、九州各県のJAFに依頼があった物が福岡のJAFに集められて、翻訳されるらしいので、福岡なら即日発行って事になる訳ですね。なるほどね。

レンタカーを運転するのに、重要と思っていたのが「ナビ」なんです。レンタカーの予約時にオプションで付けるかどうかの選択があったのですが、「ナビ無し」にしました。
「ナビ」はレンタカーの運転には絶対必要だけど、「ナビ無し」の車を予約。なんでって、中国語や英語で道案内されてもチンプンカンプンで困ってしまいそうな気が・・・・。
私の計画としては、台湾にスマホを2台持って行き、1台をグーグルナビでカーナビとして使おうという計画ですよ。
これなら日本語で案内してくれますから。
買い替えて使わなくなったスマホを捨てずに持ってますんでね。SIMカードを挿してなくてもWi-Fiがあればネットに繋げれます。ネットに繋がってれば、グーグルナビの精度も大丈夫ですしね。
そこで、台湾で購入したいと思ったのが車用スマホホルダーです。
レンタカーなので、エアコンの吹き出し口タイプはNG(吹出口の場所がナビとして見にくいと困る)、「接着剤を使わずに、ダッシュボードにスマホを視認性良く置ける。」
そんなスマホホルダーを買いたい・・・、いやいや、「買わねば!」 なのです。
ちょうど台湾の友人の車中で良さげなスマホホルダーを見かけて、「これ良いね、どこで売ってるの?」と聞くと。
「夜市に行けば売ってるよ」って言うので、夜市でのスマホホルダー捜索のミッションが追加になりました。
(日本からダッシュボードに置くスマホホルダーを一応持って行ったんですけど、このホルダー、いかんせん角度が悪くて視認性が悪い、素材?のせいなのか車が大きく揺れてホルダーの角が画面に当たると、それに反応して画面が別のに切り替わる、という、不満有りありホルダーです。出来れば使いたくない。)

夜市へは、夕飯を食べに出掛けつつ、スマホホルダーを探します。
ホルダー捜索1日目、発見できず。
夜市にも性格があって、洋服屋さんが多い夜市とか、食べ物屋さんが主体の夜市とか。
一日目はホルダーを置いてそうな店が無し。仕方なく翌日に違う夜市に出直しです。
ホテルに帰り、ビールを飲みながら、台中にあるいくつかの夜市を調べると、「若者が集まる夜市・一中街夜市」ってーのを発見。よし、明日はここに行ってみよー。
台湾ビールに酔いつつ就寝です。

翌日の夕方、ホテル近くのユーバイク・ステーションにて自転車を借り、ポタリングしながら目的の夜市へ向かいます。街の景色を見ながら、雰囲気良さげな方へふらふらーっと流して行きます。自転車なので遠回りしても構やしない。下町チックでレトロな方へふらふらーっと・・・・。

一中街夜市の外れにあるステーションにユーバイクを返却。
ちょうど暗くなってきました。青い飾り照明があり、おやっ?!っと思います。おしゃれを演出してますね。今までに無い感じの夜市です。

先へ進むと、中心街とそこから枝分かれしてる路地にびっしりとお店が密集している様です。かえって路地のほうがこれでもかって位店が溢れてる。狭い分、人の流れも悪くて賑わってる感がしますね。お店の多くが服飾や雑貨やおもちゃや携帯関連・・・・。若い人向けの夜市の様ですね。なので、一中街へ来てる人は観光客より台湾の若者の割合が多そう。”台中の原宿?”ってどっかに書いてあったな~。日本の原宿はTVで見た事あるけど、確かにそれっぽい。ここならスマホホルダーを置いてるお店が有りそう。気張って探します。
アクセサリーショップや、雑貨屋さん、キャラクターショップ等など、若者に混じってうろうろ・・・。無いなー、無いなー、無いなー。
探し疲れて、休憩兼夕食にフィッシュフライカレーを食って。コーヒー飲みながら時代小説を読んでリフレッシュですよ。
夜市って、遅くまで開いてるので、閉店時間を気にしなくて良いのは利点ですね。探してる店が閉まってしまう心配はいらないもんね。
カレー屋を出て一中街夜市をローラー作戦で探してると、「有りました!!」携帯関連ショップにそれらしいスマホホルダーを発見! セールのワゴンに雑然と置かれた中に見つけました。シリコン素材の滑りにくそうな感じも良さそう。
ただ、色がピンクしか無い・・・。
↑の写真はネットで見つけた黒バージョンの物

他の色は無いのかと、ワゴンの底の方まで確認するも、無し・・・・。私が手を入れて引っ掻き回したので、ワゴンの雑然感は1.5倍に・・・。ごめんね店員さん。
もしかしたら他のお店にピンク以外の色があるかも知れんけど・・・、歩き疲れ探し疲れたので、ピンク色で妥協。購入しました。
まー、何にせよ買えて良かった。

さて、レンタカーの営業所指定は、台中の中心地を少し外した郊外にしました。ホテルをチェックアウトし、タクシーでレンタカーの営業所へ移動です。
郊外にした訳は、出来るだけ乗り出し直後を安全に走行したかったので、なのです。
初めての左ハンドル。初めての右車線です。車はトヨタのセダンですが、ウィンカーとワイパーは左ハンドル仕様で逆なのです。
営業所での受け渡しは、多分30分位で出来たと思います。まー片言の英語でやり取りしました。日本と同様な感じでしたね。担当と車のキズを念の為チェックして、写真を撮っておきました。4日間安全運転して、キズ無しで返却したので、返却時の追加の料金はガソリン代の差額の微々たる金額(100円弱)でした。

レンタカーの営業所を出て、まずは最寄りのコンビニへ。
ファミマを見つけて停車しました。飲み物とパンを買います。
出発前に持参のスマホでグーグルナビを設定です。ところが、ルートを確認すると、昨夜紙の地図で通ろうと思ってた国道とは別の国道を通らせようとしてます。
「おいおいおい、そのルートすげー遠回りじゃんよ・・・」
日本でも時折ある、大きい道路最優先の設定かな?と思いナビを設定し直して、最短ルートの国道へ運転開始です。
↑ホルダーにスマホをセットしたらこんな感じ

台中は台湾の中央あたりの、西側の海辺の都市です。
これから一路東へ、標高3000m以上の山越えルートを通って、タロコ峡谷を通過し、花連という台湾の東海岸にある地を目指します。
予定では5時間位の運転で到着しそうな気がしてます。
ちょうどお昼頃の時間に台中を出発したので、夕方5時着予定です。
さてさて、運転どうなる事やら。

普段日本でもよく運転してるので、狭い道を運転するのは苦になりませんが、バックミラーが何だか見にくい・・・。サイドミラーの右も見にくい・・・。何だろう・・・。
ミラーの見にくい原因が馴染めないまま運転してて、二日目位に気が付きました。
何かって?
フロントガラス以外は濃ーいスモークガラスになってたから。日本では運転席と助手席のスモークガラスは濃さが制限されてますよね、確か。違ったかな?
まーー横が見えにくい事、閉口しました。だんだん慣れましたけど。
ただ、ピーカンに晴れた日の日差しは半端ない強さで、スモークのないフロントガラスからの直射日光を浴びてる場所が焼ける事焼ける事。
フロントガラス越しの日光が、手とか足とかに長く当たると痛いくらいになっていきます。なので、運転席と助手席のスモークガラスは、晴れてる日は必須だな~~、と思ったのでした。必要に迫られたスモークなのですねー。

最初のグーグルナビが案内しようとしたルートでは無く、自分が最短だと思ってる国道を快適に走って行きます。山道をどんどん上へ上へ。片側1車線で快適な山道でしたが、突然の通行止め・・・・。
↑簡単にコーンを置いただけの通行止め

いや、突然では無いのかもしれませんが・・・・。中国語で途中に「この先通行止め」って書いてあっても気付かないと思うのでww
”げっ、マジか~~~~~・・・・。通行止めか・・・・。”
そしてハタと気付くのです。何故グーグルナビがあっちの道を案内したのか・・・・。
”あーー、グーグルの方が正しかったんだ!!” 凄いね、ちゃんと通行止めを反映してるんだ。
ず~~ん、と、気落ちしてUターン。片道1時間近くロスしましたかね・・・。なんでプラス2時間の遅れと・・・・。
一気に焦る私。でも運転は制限時速を守らねば・・・。
今日の宿に遅れの連絡をしなくちゃならないか? でも言葉が不安だからヤダ・・・。
↑は私が借りたトヨタのVios 日本には無い車名ですな