2017年11月29日水曜日

2度目の台湾カヤック旅は4人で 2017 その2

台湾到着初日に、遅い昼食を軽めに食べて、観光夜市で食べ歩きで晩飯を済ませて。
2日目の朝飯は、またまた同じホテル近くの路地へ。
タロッペンは昨日の店に行きたいと言うけど、断固拒否。飲食店が沢山有るんだから違う店に入りたいではないか? 早くも守りに入ったか?タロッペン。
手近な店に入り、メニューを貰うと中国語のみ、この店は日本語の解説は無さそうね。
おカミさんのメニューを指差しながら発する「ヤサイ」「ニク」「サカナ」「メン」「スプ」とかの片言を頼りに注文します。
悩みながら「肉飯4」「野菜スープ2」「魚スープ1」「肉スープ1」「何か分からない野菜料理2」



私、タロッペン、ワラビーがもりもり食ってると、転瀬さんの箸が進まない様子。
「どうしたんですか?」
「俺脂っこいのダメだー、年かな・・・・」
転瀬さん、台湾3食目にして台湾料理の洗礼を受けております(笑)
ここから我々の旅のキーワードは、転瀬さんの苦手な「油」とワラビーの苦手な「匂い」に。ただし、台湾ではこの二つとも避けて通れないモノなので、半ばイジリのネタなんですが・・・。
転瀬さん、肉飯完食出来ず・・・。野菜炒め・・・、炒め油たっぷり。
野菜スープのみ美味しい美味しいと食べてました。熱い食べ物と、油っこい食べ物に軟弱さを露呈しております。
古い付き合いですが、今までに無かったキャラクターでかわいいぞ。

ホテルへお迎えが来て、川へ移動です。
通訳兼送迎兼カヤック案内人の王さんと、車中色々話しながら北勢渓へ。


北勢渓は九州を漕いでる様な気になる川で、海外の川っぽく無いです。
川からの風景はよく似てます。
水量は少なかったので、川のグレードは簡単でした。球磨川レベル。
アニメーションを下に沢山載せますんで、かなりワチャワチャ煩い感じになってます。
ごめんなさい。































































↑このアニメーションの後で・・・・。

まさかの脱・・・。誰とは言わない・・・。


良い写真なのに・・・、指さえ写り込んでなければ・・・・。たろー・・・・。









以上の様な感じでダウンリバーして来ましたよ~。

2017年11月28日火曜日

2度目の台湾カヤック旅は4人で 2017 その1

2016年秋に引き続き、2017年の11月にも台湾へのカヤック旅に出掛けましたよ。
オッターのツアーとしてメンバーを募集したわけでは無いです。
あくまで自分の力でカヤック出来るなら、色々な費用は各自の負担で全て実費で行きましょうよと、そういう旅です。
カヤックとホテルの段取り、飛行機(利用する空港が同じなら)の予約は私(かわうそ隊長:ヒロ)がしますけど、各人への請求は実費です。
私も自分の費用は自分で出します。私の報酬は求めない。何故なら、気を使って自分が楽しめなくなるのが嫌だから。元々私テキトーな性格です、忘れ物多いし。でも「とっても気を使う」という一面も持ってます。報酬を得る→気を使う→楽しさが減る。の図式にハマりたくなかったんですな。そんな台湾カヤック旅ですよと前置きした上で、どんな旅だったか書き残しますね。

海外渡航は時々行きます。でもいつも一人で行くので、行けそうな日程近辺の飛行機代が安い日を選んで飛行機を予約します。キャニオニングのシーズンオフなら日程に余裕があるって幸せな身の上なんで、そんな事が出来ますね。一人だと直前でも予約取れるし。
でも今回はメンバー皆が旅行に行ける日で予約したので、「飛行機代高いね・・・」って思いました。飛行機代って安い日と高い日の差が激しい・・・。
これまで安い日を選んで行ってたから、メジャーキャリアって言ったらいいんですかね?そんな航空会社しか乗った事なくて、エコノミーでも快適な飛行機内ですよ、いつも。
でも今回はLCCのタイガーエアにしました。メジャーキャリアは高すぎて手が出なかった。
タイガーエア・・・・。前の座席近い、シートがあまり倒れない、シートの座り心地が良くない、大きなモニターも無いから自分の乗った飛行機の現在位置が分からない、前のシートに個人のテレビが無い、飛行機が小さいから結構揺れる。なーんて違いが。
空を飛んでるのは2時間位なんで、大丈夫なんですけど。初LCCだったんで、色々違いに気付かされましたよ。一人旅なら通路側に座らないとトイレに行きにくいね、きっと。

さて、地下鉄で台北市内に移動し、地下鉄を乗り継ぎ、無事にホテルにもチェックインしたら、身軽になって外へ。大通りより路地に惹かれるのはなんでしょーねー。大通りの整えられた感じより、路地のごちゃごちゃした生活感が面白い。取り澄まして化粧も服もバッチリな美女より、やぼったいけど笑顔がかわいい女に好感を持つのと同じか?


私と転瀬さんとタロッペンの3人は先に台北に到着したので、ホテル近くの路地を探索です。時間は3時頃、出国前の福岡空港で食べたうどんもエネルギーとしては底をついてますんで、「何か食べよう」って事になってます。
んで、路地にいくつもある食堂の一つへ入店です。
日本と台湾の食堂の違いって、お店に入ったらお客が座る席があって、奥に調理場があるのが日本。お店の入り口で調理してて、調理場の奥側に席があるのが台湾の食堂ですね。路地の食堂はね。

臭臭鍋は気になるー。どんな鍋?
でもそこには入らず普通っぽい食堂へ。食堂入る時に「こんにちはー」とにこやかに挨拶します。わざとね。日本人だと気付いてくれたら、日本語表記のメニューを出してくれる場合があるので。料理の金額が壁にもメニューと一緒に書いてある店が多いんで、日本人だからとぼったくられる気配は無いです。(壁に金額入りのメニューが無い店は分かんないですけどね)
肉飯と、肉うどんっぽいのと、スープ(何のスープか忘れた)と水餃子。水餃子旨し!
そしてここでも麺類はイマイチ・・・。昨年から連敗続きです。

4人目の参加者ワラビーとラインで連絡を取り、待ち合わせからの地下鉄移動で観光夜市です。


観光夜市の入り口のお寺(もしかしたら神社かも・・・)、外観キラキラです。中もキラキラです。
建物内には一心にお参りしている方が何名も居て、キラキラだけど歓声を上げてはしゃげる雰囲気ではありません。

夜市入り口の「胡椒餅」に長蛇の列、我々は行列の多さに一旦通り過ぎたけど、やっぱり戻って並びます。列が人を更に呼ぶって感じになってる。すげーな。


胡椒餅を作ってます。ミンチとネギをこれでもかっ!て包んでます。


こんな感じで焼いてます。

列に並ぶ事20分位ですかね~、並んでる間中4人でワイワイ喋ってるんで、退屈はしませんね。こういうのは一人旅とは違うな~。しかし並んだかいが有りました。旨いのなんのって!!
焼き立てアツアツなので、ヤケド必死かも。

「カーン、突然始まりました、焼き立てアツアツ胡椒餅早食い選手権!!実況はヒロがお送りします」
「やはりトップ予想は転瀬さんですね~、早く食う事には実績が有りますからね~」
「転瀬さん・タロッペン・ヒロの3人なら、予想は簡単、1位転瀬・2位タロッペン・3位ヒロが順当なところでしょうが、ワラビーのポテンシャルが分かりませんね~」
「ワラビー、ガタイは大きいけど、知能派ですから、さーて何位に食い込んでくるか」
「これは予想が難しいですね」
[あっつ、アッツ、アチアチっ] [全然食えない]

「皆あまりの熱さに苦戦していますね~。通り過ぎる観光客が4人を見て爆笑しながら通って行きますね~」
「人が何かに苦しんでる姿は万国共通、面白いみたいですね~」
「おーっとワラビー早くも完食!!ダントツの1位だ~~!!」
「驚異的な口の中の皮の厚さだ、熱さを感じないんでしょうか?ただのBAKAですかね~」
「ヒロとタロッペンが半分程で好勝負だが、なんと1位確定かと思われた転瀬さんがまだ1/3くらいで、大きく出遅れていますね」
「これはなんと大番狂わせ!現在転瀬さんドベ転瀬さんドベです」
「華麗にワラビーが完食して、ビックリしましたが、転瀬さんのドベにも驚きです」
「あっつ!!アッツ!!」
「3人共、ヒーヒー言っております。あーっとタロッペンが食べた拍子に肉汁が自分の腕に掛かった!!まだまだメチャクチャ熱いです。腕がヤケドした模様」
「腕のヤケドでタロッペン、多少ゲンナリしております。よく見るとタロッペン、ベストも肉汁が付いてベチョベチョだ~!!きたねー」
「さて転瀬さんのスピードは一向に上がらず、2位タロッペン、僅差で3位のヒロ」
「ダントツのドベで転瀬さんだ~」
「3人が食べ終わってもまだ半分近く残っております。どうした早食い王、完膚なきまでに敗退しました~~。悔しそうです、俺こんなはずじゃなかったのにと言っております」
「それにしても、ワラビーは早かった、知性派だと勘違いしてましたね。BAKAですね~、BAKA舌の持ち主ですね~」
「という事で、突然始まりました、焼き立てアツアツ胡椒餅早食い選手権はワラビー・タロッペン・ヒロ・転瀬さんという順位になりました。全く予想していなかった順位で観光夜市の現場からお別れしたいと思います。中継は以上です」

行列店は必ず旨いのか?さー、どうでしょう?
確率は高い気がしますがね。
タロッペンが行列の店に並んだんですが、私は何となく気が乗らなくて、並びませんでした。4人の中で並んだのはタロッペンだけ。
随分並んで、時間掛かって買った食べ物・・・・、もう記憶もうっすらだけど、イマイチでした(笑)一口だけ貰って、おかわりはノーサンキューでした。油でギトギトだったな。タロッペンの勘はここでもバッチリ働いてるなー、良くも悪くも。

2017年7月4日火曜日

梅雨が明ければ本格的にシーズンイン。藤河内渓谷キャニオニングツアー

2017/07
このブログを書いてる今は、台風通過中でそこそこ雨降ってます。
カワウソ隊長です。

GWから始まったオッターのキャニオニングツアー。
これまでは少人数でのツアーが多かったですね。一日一組のゲストさんがほとんど。
和気あいあい、のんびりお話しながらツアーしても、時間をたっぷり使ってツアーしてる感じがお好きなゲストさんが多いです。
川を占有した状況で楽しむ。気兼ねなく自分たちのグループだけ。そしてカワウソ隊長を一人占め。贅沢だ!って言ってくれる方がいます。ホントよー。


水温が上がってくる、夏休みに入る、となると予約も増えてきます。
まー皆さん他のグループの方々とも仲良くして下さるんで、かわうそ隊長が8マンの様なスピードで機敏に動き回ってツアーを引率します。時々ゲストさんが滝を前に困ってたら放置します。時々ゲストさんが滝を前に苦しんでたら、満面の笑みで助けない事もあります。悪気も悪意もありません、RPGのキャラクターみたいに、皆の川レベルが一つ一つ上っていくのを感じるのが好きです。皆が苦しんでる顔を見るのも好きです・・・・。


「行ける行ける!」「OK!」「上手!」
かわうそ隊長がよく発してると思われる言葉です。
あなたを応援し、励まし、成功を認める事の連続でツアーは進んでいきます。時々ゲストさんが滝を前に困ってたら放置します。時々ゲストさんが滝を前に苦しんでたら、満面の笑みで助けない事もあります。



そんなオッターのプロデュースするキャニオニングツアー。
少人数のツアーがご要望なら、早めが良いですよーー。

2017年6月9日金曜日

台湾へ! 川旅に出掛けました。その4

さーて、半年以上間が空きましたが、台湾への川旅の続きを・・・。
もう時間が経ち過ぎて、記憶が怪しい。あやふやな記憶のままふわふわした記事になるかもです。

川旅3日目、川に出撃するのは今日までです。
明日は台北観光して、明後日九州へ帰ります。

連続して三日間、川へ、充実してます。幸せ。夏に頑張ったかいがあった。
夏に休めなくても、秋や春にしっかりまとまって休みが取れるって幸せを、もっと実感した方が良いのかもね。普通の会社員には無理ですもんね。

さて、今日はカヤックです。
王さんがクラス3の川を僕が体験出来る様に段取りしてくれてたんですが、案内役の方が急にお仕事になってしまって、あえなく断念。俺より王さんが落ち込んでます。
申し訳ないと誤ってくれます。
「いいよいいよ、気にしないで」
俺としてはカヤック漕げればどこでも楽しいんで。

で、クラウド9の金剛さんは、この日にカヤックスクール兼カヤックツアーだったので、そちらに合流する事に。初心者も居るそうです。んで、大勢のカヤックらしいので”楽しそう”
王さん「田中さん、クラス2だけど良い?」
カワウソ「いいよいいよ」
王さん「金剛さんに合流したら、初心者もいるからそっちを手伝わなくちゃいけなくて、田中さんについてられないよ」
カワウソ「いいよいいよ、俺もレスキューしようかね。手が足りなそうな所を勝手に漕いで下るから、俺の事は気にしないでいいよ~」
って事で、台湾のカヤックスクールに混ぜて貰いました。


カヤックの記事の前に、”しまった・・・”ネタを一つ。
日本にガラケーは置いて来ました。で、普段使いしてるスマホを国際ローミングはOFF設定にして、Wi-Fiのみ繋いでました。
これでネットは出来るけど、通話出来ない状態になってると思ってました。日本のSIMカードが海外で使える訳が無いと思ってたので。
ところが、台湾滞在中に日本から電話が掛かってきたんです。
電話が鳴ってビックリしました。通話は出来ないものと思ってたので。国際ローミングはオフにしてますし。
電話相手に「台湾に居るので電話代が高くなるかもです」「しょうがない、いいですよ」なんて会話をしたんですが。
帰国して、台湾に行ってた月の携帯の請求が来て、いつもより高いのに気付きました。通話料金が多く発生してるのは台湾滞在中の通話・・・。
えー!、海外で電話を受けると、受けた側にも通話料金発生するの?!!
知らかった・・・・。
今度から通話をOFFにしとかないと。それともSIMを抜いとくか・・・。




↑のドリンク「変な香り?」いやいや、多分「麦の香り」です。と言ってもミルクティーです。味は日本のと変わりません。

↑スタート地点にて。10艇以上有りますね。
皆さんとってもフレンドリー。言葉は通じませんけど、まったく孤立してる感は無いです。
それと、クリーク艇が多いですね。素晴らしい。難しい川・落差がある川が多いって事でしょうね。

↑小さな堰堤をオーバーフローしてます。

↓さて、前半に堰堤ドロップが出てきました。
何人かの初心者がめっちゃ緊張してます。目が真ん丸です。こういう時の表情って世界共通ですよね。分かるなー。怖いよね~。
金剛さんが下るラインの横に、目印の人を立たせて、「ここを下れ~」みたいにレクチャーしてます。

さて、台湾のクラス2、1日目でダウンリバーした北勢渓もそうですが、球磨川よりは難しい、増水のアッパー川辺川よりは易しいですね。


初心者にとっては難しい川でしたね。クラウド9のアシスタントインストラクターの如く、カワウソはあっちでレスキューし、こっちでレスキューし。
金剛さんが先頭を下るので、かわうそが中央や後ろにいてサポートしながらのダウンリバーです。すんごい感謝されました。沢山レスキューしたのでww
でも大勢でのカヤックは楽しい!!の一言ですね。
アグレッシブな初心者の方々がとっても素敵でした。




岩にブローチングして新品のパドルが折れたり。
脱艇して離したパドル(これも新品らしい)が流れて来ないで無くしたり。
↓流れて来ないパドルを川に入って探しているところ。



台湾カヤッカーの皆さん、一緒にカヤックできて楽しかったです。
また今年11月に行きたいな。その時はまたお願いしますね。

誰か11月に一緒に台湾へカヤックに行きませんか?
楽しいですよ。
ホテルや食事や公共交通が安いので、わりと気軽に行けるかと思います。

これで、台湾川旅のレポートは終了です。ありがとうございました。

2017年6月6日火曜日

由布川峡谷のがけ崩れ

2017/06/06
猿渡入口付近は問題ありませんが・・・・。

昨日、由布川峡谷の一部で幅約15m程のがけ崩れが発生しました。
椿入口の階段最下部より上流、約200mの場所(右岸崩落)です。泡雪の滝付近です。

今年は足首くらいの水深で、歩き易くなっていた場所だったんですが・・・・。
写真を載せておきます。スコップも映しているので、大きさが分かると思います。

で、写真の向こう側(上流側)に堰き止められた川の水が溜まり、土砂ダム(プール)が出来ています。水深は見た感じ2mくらい有りそうです。

今後の梅雨の増水で柔らかい個所が通水し、プールは解消されると思います。
(土砂ダム決壊による下流の被害は無いだろうと思います。)
ただ、現在の状況では、チョックストーン(チェックストーン)へは、泳がなければ行けません。また、土砂は硬い部分と柔らかい部分の見分けがつきにくく、足がズポッと嵌る場所もあります。

由布川峡谷の他の場所が崩落する可能性が残っている為、安全を最優先に考え、由布川峡谷コースのキャニオニングツアーをしばらくの間中止致します。

既にご予約をいただいている方には、誠に申し訳なく思っております。

藤河内渓谷コースは大丈夫ですので、そちらに振り替えをご検討いただけると、ありがたく思います。

2017年5月11日木曜日

2017ゴールデンウィークの由布川峡谷キャニオニングツアー

どーも、かわうそ隊長です。
2017シーズンに突入しました。
ゴールデンウィークからキャニオニングツアーがスタートしています。
沢山のお客様に、由布川峡谷の深さや奥行き、高さ等を体験していただきました。
体で感じる事と、テレビとかPCとかスマホの画面で見る事とは根本的に違うって事を実感していただけたと思います。
峡谷内に吹き渡る風、香り、滝の音、水流の音、木の葉が高い場所からゆっくりゆっくり舞い散る景色、苔むす高い壁。
体験した人は、目をつむると容易に思い出せる峡谷での一場面が、それぞれに有ると思います。

さて、ゴールデンウィーク中の写真で、私が「これ良いなー」と思った写真をどどっとUPします。ご覧くださいね。