2017年4月26日水曜日

急流救助の講習会が、大分県の大野川(リバーパーク犬飼)で開催されます。

急流救助の講習会が、大分県の大野川(リバーパーク犬飼)で開催されます。
スウィフトウォーター・レスキュー・テクニシャン-1、略してSRT-1です。
大分県での開催は、15年以上?無かったのかな?間違ってたらすみません。

救助の講習会は適宜各地で開催が有ると思います。
ただ、川での急流を想定した講習会なので、インストラクターさんも少ないみたいですね。

川における事故は例年ニュース等で目にします。
親子連れの場合とか、川の増水によるものとか。昨年は延岡の北川水系が氾濫しましたし。
例えば助けに行った人が、危険な目に会う・・・、それは避けたいですね。
普段から川に親しんでいても、いざという時冷静な判断が出来ないかもしれませんし。
何処にどの様な危険が潜んでいるのか? は「川」という環境では地形や高低差、流量・流速で千差万別ですので、やはり豊富な経験が無いと危険を予測するのは難しいと思います。
川の流れを見て、歩ける場所と流されてしまう場所の判断は経験が必要ですもんね。
軽々に最短距離を助けに行くより、大きく上流か下流に迂回しても、結果迂回した方が早く到着する事もあるかもしれませんし。
どのようにして安全に救助を行うかはとても大事です。

写真は財田氏のHPから拝借しました。

何事も学ぶ・経験する事はいつか自分に活きてくるものです。
素直に謙虚に、知識と経験を蓄積する良い機会かなと思います。

さて、今回急流救助SRT-1の講師をするのは、私の20年近い友人の財田氏です。
柔らかい物腰に芯の強さを感じる人です。理論立てて、自分の経験と合わせて解りやすい講義をしてくれます。良くあるイメージの鬼軍曹とはまったく真逆の講義なので、何でも質問できる、質問し易いのが財田氏の特徴かな。

講習人数が5名に満たないと、開催しない場合もあるそうです。

日程:6月13(火)~15(木)日の3日間
1日目は大分市で机上講習
2・3日目はリバーパーク犬飼の川で現場講習です。

詳しくは下記リンクをご覧下さい。
SRT-1 大分県大野川
http://www.possibility-r.com/?pid=114511000
ポシビリティ合同会社
http://www.possibility-r.com/

スウィフトウォーター・レスキュー概要
http://www.srs-j.co.jp/sw/swiftwater.html

リバーパーク犬飼
http://oita.jp-o.net/oono/r_park/r_park.htm

2017年4月21日金曜日

2017シーズン始めの河川点検・整備 in 由布川峡谷

さて、久しぶりのブログ更新です。
例年通り冬の間冬眠しておりました。
春なので行動開始です。増えた体重、たるんだお腹を引き締めないと・・・。

一日目に由布川峡谷のキャニオニングツアーコースを点検しました。
昨年のシーズン中から気になっていた、コースを塞ぐ倒木の集まった場所は開通したいなー。あとイノシシが1頭死んでます。
その二つ以外にはコース中で整備が必要な場所は無かったので、取り敢えずは一安心なのですが、その二つが丸一日掛かりそうな仕事量ですな・・・・。

二日目、チェーンソーとスコップ、混合ガソリンにチェーンソーオイル、飲み物、おにぎり持って、えっちらおっちら由布川峡谷を奥へ奥へと歩きます。
 まずはイノシシの現場

 近くに穴を掘ります。固く石が締まってるし、大きな石が邪魔して中々掘れまへん。

 大人のイノシシなので、重いのなんの。腰が悲鳴を・・・・。
そして鼻をつく強烈な腐敗臭・・・。前よりは慣れたけど、辛い。

 埋めました!!!これで全く臭わない、ヨシ!!

 誰かが歩いて踏まないように、あえて竹を置きます。これで大丈夫。
でもここまで1時間半の格闘で、既に疲労困憊。体力落ちてるなー。


 次は倒木の片付け。頑張れよTanaka。


こんな感じでコースを塞いでます。

チェーンソーを駆使して伐りまくります。
足場が悪いので、恐恐とでも大胆に。
4~5本伐って、伐った木を片付けて、また伐って、の、繰り返し。

よっしゃ! 開通です。

こんな感じで通れる様になりました。

 同じ場所だけど、中から撮った写真です。最初はこんな。

 少しずつ伐り進め。

はい、開通。写真で経過だけ載せると簡単な事・・・・。

この作業が昨日だったんですが、本日腰痛と全身の筋肉痛をありがたくいただいております。

さー由布川峡谷のキャニオニングシーズン、はっじまっるよー!