雨天で2回順延になったロケ。ロケ前日は増水でツアー不可能な水位。
しかーし!ロケ日は一年に数回あるかないかの絶好の水位に!つまり増水してたって事なんだけど(笑)
カメラを水没・もしくは無くさずに無事にツアーを上上吉で終えたいのだけれど・・・・。
梅雨好きですか?
俺はお前が大好きだ!
と、誰に向けるでもない言葉を発するのです。かわうそ「梅雨」・・・好きです。
梅雨はふと我に帰る瞬間をもたらすもので、車で川沿いの道を運転していると増水で濁流で奔流している流れがチラチラ見えると「はー、俺何やってんだろー」とため息ついてしまったりしませんか?
俺はため息つくんだよ。カヤック漕ぎてー。
職場は川です。それはこの上無い幸せで。だからこその、増水した川見て、あれっ?ってなる。もう随分カヤック漕いでねー。
そんな気分の時にモヤモヤを吹き飛ばした増水・パワフルな藤河内渓谷キャニオニングツアーに行って来ました!!
ん? 大分県の皆さんには顔なじみの方がヒロの隣に。
そんで防水パックのビデオカメラ持つ人が。
空は曇天ながら、藤河内渓谷は青く澄んでいて、にも関わらず年に数回の増水コンディション。
増水してんのに濁んねー、んねー。んねー。
増水で、普段何気なく歩いてる場所が、柔道上段者が水の中に潜んでいるような感覚に。足払いはもちろんだがもろ手刈りがガンガン来る条件に、参加者は前半で擦り切れる様に疲弊していく・・・。
「耐えろ! 初心者にこのパワーは脅威だろうが耐えるんだ!」
という励ましはしなかったカワウソである。
「最初の飛び込み(高さ50cm)で脇腹が痛くなって、次のスライダーで反対の脇腹も痛くなって、その後すぐ腰も痛くなって・・・。ジャンプを必死で飛んだらもう記憶が無い。俺ちゃんと撮ったか記憶が無い!」ってカメラマンさんが話すのを笑いを噛み殺しながら聞いてるカワウソ。
でも尊敬ですよ、カメラ片手に、他の動作を全部片手で補うのは大変な事だもの。
4mジャンプの上で「この映像絶対使えよ!」って滝の下のディレクターさんに叫んでる。
足踏みして、躊躇して、飛ぼうとして飛べなくて・・・・。
「この映像絶対使えよ!」とまた叫んでる。
ディレクターさんはニヤニヤ無言でこっちを見てる。返事をしないのは聞こえてないだけだと思うけどね。
「ホントに使えよ!」って撮りながらの決死のジャンプをやり遂げました。
↑写真は吉田さんの4mジャンプ。後ろでカメラさんが仕事してます。
↑カメラの電池交換で小休止
吉田さん。始まって200m位しか進んでないのに「もうどれくらい来ましたか?」って聞いてきたな(笑)
「まだオープニングですよ!!」って言ったら唖然としてた。
非日常的な川体験は、時間の感覚も距離感も麻痺させるんだな。
あっ、高さの感覚も麻痺するかもね。
↑滝の中を撮影中。
滝の中でどんなレポートしてるのかな?
滝の音が大きくて聞こえないよ~。
↑の写真2枚はカメラマンさん。
撮りながらのスライダー・・・・、横向いてちゃっておケツを岩にぶつけてた。
↑2枚はかぼすタイム・番組MCの吉田さん
チラリズム?
誰か分かりにくいけど、間違いなく吉田さん。
数々の体験レポートで修羅場をくぐってきて、藤河内渓谷はどの位印象に残ったんだろうなー。
増水してたんですよ。普段はもっとフレンドリーな?藤河内渓谷ですよ(笑)
これまで紹介した写真の後にも、オッターのキャニオニングツアーのメインの滝が幾つも控えてるんだけど、ガイドの仕事に没頭してて写真撮ってませ~~ん。テレビで放送を見て!!
6月28日(土曜日)朝9:25分~11:25分
OBS かぼすタイム です。
このブログを上げてる時点ではまだツアーの予告は流れて無いですね。
PS:電話に着信が何件かあったので三重町でコンビニに寄ったら、足元で重たそうにうねる物体が・・・、「蛭だ!!」
もう満腹で自ら離れたらしい。丸々と膨張してる蛭。
見ると右足の裏にうっすら血の跡が。
思う存分俺の血を吸って、自分から離れたからか出血は少ない。足の裏だから痒みも無い。
だからと容赦はしないカワウソ。アルコールを振りかけたら蛭が俺の血を吐き出して足元が血の海に・・・。
アルコールにもだえ苦しむ姿は気色悪いけど見入ってしまう。
風呂上がりにどこで喰いついたんだろ?