2015年7月17日金曜日

勝手に、もう梅雨は明けたなと感じた藤河内渓谷のツアー

晴天で、水量は多めで、青空に入道雲がでて。

梅雨は明けたな~~こりゃこりゃ。と思うカワウソであります。

藤河内渓谷のキャニオニングツアーは、ホントに気持ち良い季節を迎えましたな。

写真をUPします。


昨夜の風は、由布市にある我が事務所にもかなりな強さで吹き付けました。

雨樋が落ちてます・・・・。

倒木の片付けをせねばならんかもですね。



2015年7月9日木曜日

藤河内渓谷2015梅雨





梅雨の時期ならではの、増水している藤河内渓谷のキャニオニングツアーです。

楽しさ満載で、雨なんかへっちゃらなオッターのツアーの様子を動画にしました。

2015年7月2日木曜日

第二のチョック(チェック)ストーンに立ちたい! 立てるのか?

由布川峡谷と出会って早5年。
私にとって、当初からチョックストーンは特別な存在でした。

狭い谷の中空に挟まっている、そして落ちない岩。魔の岩? 不思議岩? 神秘の岩?

「岩が上から落ちてきて挟まった」説が有力なんでしょうが、私はそうは思っていません。

まー私、地質とか完全素人なんで、間違ってるかもですが・・・。

私的には、チョックストーンは元々地中に有ったもので、谷が水流に削られて深く深くなっていく過程で、地中の岩が露出してチョックストーンになったんだと思っています。

だって、由布川峡谷の滝の多くが、滝の落ち口に大岩が挟まってるんだもん。

水流が岩をオーバーフローしてるから滝の形をしているんであって、岩の下が掘れて、水流が岩の下を流れ始めれば、そこにチョックストーンが出来上がる!! というふうに思ってるわけです。

だけどそれも、狭い狭い峡谷だからこそ出来上がる神秘なのであって、普通はそんな現象は起きっこないんです。

中空に挟まった岩。

確かにそうなんだけども・・・・。

中空に生まれた岩とも言えないんだろうか?

普段ツアーをして無い区間の峡谷深部

今ある滝のどれか一つを、岩の下を人工的に貫通させたりして、チョックストーンが出来るかどうか実験したら・・・・。勿論そんな事したらダメでしょうけどね。

そんな物思いに耽るチョックストーンおじさんが、チョックストーンに立ちたいなー・・・、と、思ってもなんら不思議は無いのです。

ただ、儒教の国の我ら、足の裏は汚い。テーブルに立っちゃいけません、て教えられました。

当然、神聖な何かを足の裏で踏む、という行為に忌避感がある。鎖国時代のキリスト教の踏み絵の様に。

「な~お願い!! 一回だけでいいから!!」付き合い始めの彼女にお願いする気持ちと似ている様な、似てない様な・・・・。私には女性も神聖ですから、何か?

そんな気持ちで、取り敢えず一回 「お願いトライ」 してみる決心がついた。

第二のチョックストーンは小平茶屋の吊り橋から、下流側に小さく見えてます。

ピンポイントでそこへ懸垂下降する。出来る?出来ないかもしれんけどやってみる! 的なノリです。

普段ツアーをして無い区間の峡谷深部、その2



ここだろう! って場所の杉の木にアンカーを設置します。
安全を期して谷から5m程は離れた場所の立ち木です。

多少横にロープを振ってもいいように、ロープガードも持って来たけど、ここで問題発生。
ロープガードが足りない・・・・。なので、横に振れない事態になりました。
真っ直ぐ降りるだけなら問題無いやろうけど・・・・。横方向に動いてロープが擦れたら、ロープが切れる可能性が少しある。

ますますピンポイントな下降を要求されます。
さ~困った。

峡谷に降りる前に見えてる景色。目指す岩は見えない。

どのラインを降りればチョックストーンに当たるのか?

もうね、勘です、勘。あと運ね。


矢印の岩がチョックストーン

視界を遮る木々たちを抜けて下降すると、見えてきました!チョックストーン!

ちょ~っと横にズレてる・・・・・。
狙いは遠からず、だけども思いの丈は届かじ・・・。

若い頃はフッたのフラれたのと、どちらもかなりな場数を踏んでますが・・・、もうおじさんですから・・・、フリませんよ。全部ウェルカムです。   ん?恋の話か?


しょーーがない、どんどん下降するのです。

矢印はチョックストーンの上を水流がオーバーフローしてた跡でしょ!

さー、降りてきた。近付いてきたよ。

滝もいい味出てんな~

上を見上げると、遠くに吊り橋

かなり降りてきた。でもでもまだ私ロープで宙に浮いてます。


自撮り、チョックストーンに立てなかった悔みが表情に


チョックストーンの至近、真横に降りてきました。惜しい。まったくもって惜しい。
でも、あれあれ?

「ハート型やないかい」 いやーーんラブリー!!
マジですか? ハートですね。恋せよおじん。まさか、願ったら恋が成就しますか?
あー、神様仏様チョックストーン様。


下に降りて見上げたら、ハートでは無い

まさか君、僕だけにその姿を見せたのかい?
僕だけのものなんだね!

いあ~~、テンション上がった!

多分チョックストーンに立ってたら、通過する時近すぎてハート型に気付いて無いな。

これで良かったような気がする。

相手を汚すこと無く、愛を確かめ合った夜の様な。



でも、「もう一回だけいい?」って言い出しそうな予感もする。


普段ツアーをして無い峡谷深部、その3