2019年10月24日木曜日

2019年の台湾は3人で観光、その2

どーもー、かわうそ隊長です。

台湾旅の二日目、アブセイリングをお昼に終わらせて、十份へ移動しました。移動時間は15~20分でした。近いね! 地図で見ると、基隆側に戻って山を回って行くのかなと思ってたんで、もっと時間が掛かると予想してました。山を降りたら十份に着いちゃった。これはイイ場所だ。

十份観光だ! とは言っても、十分な予備知識は無いのです。ランタン飛ばしが有名な観光地・・・、位しか知らない・・・。
駐車場から歩くこと数分、十份老街に到着です。
線路がありまして、線路の両側に小道がありまして、んで土産物やら、スイーツのお店やらがドワーっと並んでます。ゆっくり歩いて端から端まで10分位のサイズ感です。
ランタン飛ばしの業者さんも沢山ありますね。
ホントは駄目だけど、線路内に入ってる人が多数。しかも線路上からランタン飛ばすから、必然的に観光客も線路内に入るみたい。


アブセイリング後なので、皆腹ペコです。
近場の食堂に入ります。
注文の仕方とか、王さんが教えてくれました。心強い。
それぞれに魯肉飯とワンタンスープ、焼きそば風麺料理、汁なし麺、揚げ物2種類、青菜の炒めもの
中でも揚げ物が絶品!!

この揚げ物美味い!
このお皿、似てるけど2種類あります、手前と奥と少し色が違う。
海老のすり身と、もう一つは・・・忘れた・・・。また食べたいけど、料理名が分からん。

駅名の表示版をバックにパチリ
しかし駅舎の近くで線路に立ち入る観光客が、めっちゃ駅員さんに怒られてたな~。ホイッスルをピー!ピ~!吹いてた。線路上をウロウロするって日本じゃ考えられんもんね。

んで、観光のメインのランタン飛ばしなんですが、俺らは飛ばしませんでした。
風が強くてね~~。見てたらランタンが上に上がらずに横へ飛ぶ事多数。
バランス崩して観光客が密集してる場所に落ちたり、民家の二階ベランダに突っ込んで燃えたり。今日の風は火事が怖いねー、って事で飛ばすのは遠慮しました。

他の人達がランタン飛ばしてる風景を

では、九份へ移動です。十份からは車で3~40分?程度の移動でしたかね。
王さんが、近くの登山道入り口が景色が良いからって事で案内してくれました。
九份からさらに15分位移動しました。
細い九折の道の先に、こんな場所が!
稜線は登山道だそうですよ。
環海アルプス感がハンパねー!海から一気にせり上がってる山容は迫力あります。しかも稜線はナイフリッジ。ここは登山してみたくなるねー。剣龍稜で動画出てきます。
トシ撮影のパノラマ写真

九份に戻って、王さんとはお別れです。帰りはバスと鉄道で、自分達で台北に帰ります。
お寺見たり、台湾ぜんざい食べたりして、夕暮れを待ちます。
何をイチャイチャしてるんですかね・・・この二人は。

さー日が暮れてきた。
提灯に燈が灯ると急にノスタルジックな風景に変貌します。
九份はやっぱ夜だな~~。

台北に移動し、さらに夜市へ。
雙城街夜市に来ましたが、俺的にどうにも屋台グルメに注文したくなる料理が無く。
近くにある「臭臭鍋」って名前の店舗に惹かれます。
チェーン店らしく、台北市内で何度も見かけてますが、入った事はない。
ネットで調べたら、一人鍋の店って書いてあります。
鍋って複数人で食べるものって固定観念があったんで、これまで調べもしなかった。
どなたか日本人が臭豆腐の臭みは少ないって書いてるので、じゃあ行こう!ってなりました。
入り口で写真メニュー見てると、お店のおばちゃんが教えてくれます。
「これキムチ鍋、オイシイヨ」(右上)
「これ海鮮鍋、オイシイヨ」(中上)
指差しながらおばちゃんが教えてくれるので、俺の中では海鮮で決定しました。
トシが「これは?」と指差したのは左上の”大腸臭臭鍋”、多分、左上の法則で一押しメニューだろうと当たりを付けての質問でしょう。
おばちゃん「うーん」とうなりました。
あれ?オイシイヨって言わねーなーって思いました。

店内に入り、ケイコはキムチ鍋、俺は海鮮鍋って言うと「ヒロさん海鮮っすか?!」ってトシが言います。
「うん海鮮!」と、即答です。
「うーーん、じゃあ大腸臭臭鍋にしようかなー・・・・。」
こういう時、トシって人と違う料理を注文する癖があります。それぞれ違う料理を頼むと、ちょっとずつ味見できるからなんですが。おばちゃんがオイシイヨって言わなかったのが引っ掛かったので、「同じ海鮮頼めば?」って言ったんですが。
「大腸臭臭鍋にします」と言うのでね、決定です。
さー料理来ました!
美味そー!!手前が海鮮豆腐鍋
トシの前のが大腸臭臭鍋、ケイコの前のが包菜(キムチ)鍋
笑ってます笑ってます。この時点では良い店に入ったなー。良い店見つけたなーと思ってます。
アブセイリング行って、十份観光して、九份観光して、超の付く充実した一日の最後の締めに、疲れた体に、美味しそうな鍋料理。満足感高いです。3人でニコニコ会話が弾みます。
さー煮立ってきました。そろそろ食べ頃。
それぞれに取皿に掬って、「いただきます!!」
「うまい!!」ヒロ
「おいしい!!」ケイコ
「うがっ!!」トシ
二口目食べます。
「うまい!!」ヒロ
「おいしい!!」ケイコ
「うがっ!!」トシ

「どうしたトシ?」
「・・・ヒロさんこれやばいっす・・・」
特に見た感じ、何がやばいの?と思うんですが。
「もの凄く臭いです・・・」
すぐ近くにいても、夜市の屋台で嗅ぐような匂いはしてこないけど・・・。
俺も恐る恐るトシの鍋から一掬い食べます「うがっ!!!」
「くっさっ!!!」衝撃の臭さ。
臭豆腐だけじゃなく、スープにも他の具材にも染みわたる臭さ。鍋全部に染み込んでる臭さ・・・。
ギブです、完全にギブです。無理、その大腸臭臭鍋、俺食えない。

ケイコのは普通にキムチ鍋です。日本でも慣れ親しんだ味。
俺の海鮮豆腐鍋も臭みはなく、安心して食べられる味です。
ただ、大腸臭臭鍋はヤバい。
「うーん」と唸ったあの時のおばちゃんの反応・・・。日本人向けじゃない味なのを予感させたよねーー。ねートシ。
それから3人はあまり会話も弾まず、それぞれの鍋を食べ進め。
トシも大腸臭臭鍋を責任持って完食しました。俺無理、俺ギブ。きっとトシだから食えたんだと思う。ビバ残せない男。
台湾二日目、最後にトシが大当たりを引いて終わりました。