どーも、かわうそです。
最近物忘れが酷くて・・・・、その日の事はその日にやらないと記憶が・・・・。
でも、今回行った「夏の終わりのアドベンチャー」は、どうにもグラグラとかわうその心に波風を立て、余韻が強烈な一日になりました。
きっかけは年下のアウトドア仲間と、何気ない会話から始まって、とある川へのリスペクト&楽しい思い出を振り返る的な内容から。
その川、かわうそも大好きで、共通の川話題に話が弾み、タンスの引き出しに仕舞ってた記憶がふいと脳裏に浮かんで来ました。
それはある方から聞いた「あそこのでかい滝の上に甌穴がある」
「それって滝の際にあるんですかね~手前にあるんですかね~」とかわうそ。
「いや、実際に見てないから何とも言えんけど・・・・。」
教えてくれた方は最初は確信に満ちてた、でも、あやふやな様な・・・。
甌穴があるのは間違い無さそうだけど、滝からの位置は行かなきゃ分からないって事で記憶の隅に仕舞ってあった。
その滝上の甌穴を話すと、行きたい気持ちは膨らんで。
「甌穴調査に行くか!」になった。
http://matome.naver.jp/m/odai/
もしこんな↑とこだったら凄いな~。まさかそんなのある訳無いよな~。無いない。
無い事を確認しに行くのも大事な事ではある。
思う様な甌穴(プール)が無かった時に、手ぶらで帰るのも癪なので、滝下降をセットにする事にした。初めての100mロープの出番なのである。
そんなこんなの伏線があって当日を迎える。
目的の滝に到着。なんと100mロープの重さに負けない足腰をかわうそは持っていた。明後日の筋肉痛確定である。
そして写真は俺以外のメンバー。
滝横を急登して意外なほどあっさり滝上に着く。と書けば格好良いよね。
ロープの重みがズッシリさ! 悪い!
↑このプール(甌穴)、一見何気ない普通のプールに見えるが、かわうその要注意センサーにビンビン反応するのである。この奥に何かを隠しているように見えるプール。
このプール下はいったいどうなってんだ??
頭がフル回転を始めるかわうそ、安全が大前提で、回収が容易なアンカーはどこだ?
この雰囲気だとそうとう「あれ」の確率が高いな・・・・、「あれ」の場合どれがベストだ?
「あれ」を上手に文章で表現できない・・・。感覚的に「あれ」です。褒め言葉で言えば最大級の賛辞を送りそうな予感がする感じ。
分かりにくいので平たく言うと、「滝のトップが近いぞ!!」「このプールからどんな感じで滝のトップに繋がってんだ?」
↑安全確保を伸ばしつつ、プールの落ち口へ。
どっひゃー!! なんだか大物の気配濃厚です。やべー、冷静に冷静に。
安全第一、安全第一。
周辺の木でアンカーを余念なく取り、まずは30mロープで偵察に下段のプール降りますよ。
かわうそが降りた場面の写真が無いので(笑) 言葉で説明すると。
深い!下段のプール深い。足付かない。
んで、プールの出口がそのまま滝!!!!
一番下流側も足が付かないんで、水流で滝に流される感は”この水量では“無い。でも多い水量は要注意!!
滝とプールの一番近い(岩が薄い)所はかわうその手一個分!!
うっす!! マジですか! デビルズプールより断然滝に近接してる!!
デビルズプールに比べたら水量は少ないよ、プールも小さいよ、でもさ、マジで怖いよ。
ナイフエッジで滝と繋がってるプールだよ!!
心を落ち着けて・・・・・・。
ロープをばっちりセットして。シングルで懸垂下降しました。
ま、こんな感じに下降してます。
他のメンバーのバックアップはかわうそがロープの末端を持ってます。滑ったら引けば止まるので大丈夫。
↓カメラで他のメンバーの下降風景を撮ったらこんな感じに。
↑写真を撮るのにロープの末端をかわうそが引いてるので、ジップラインでもやってそうに見えてるね。
↑いざ、下段のプールへ。
天=とーっても高い位置のプールだから、滝下との高低差が半端ない
極=極め尽くしたロケーション、極端でしょこの場所!
と思って天極(てんごく)甌穴
もしくは
天=天国
獄=地獄
落ちたらあっさり天国か地獄のどっちかに行くし。
人によっては陶酔出来る天国の様な場所かもしれんし。逆もさもありなん。
それともシンプルに天空プール。
かわうそ、この天極甌穴で思った。
「生きるという事を思う存分に味わい尽くすんだぜ!!」
「そんでもって、俺って生きてるぜ!!」実感として「生きてる」って思う事まず無いもんな~。呼吸を意識せずにしてる様に、生きてるって意識しないもんね。
さて、最後に↓の2枚の写真見て。
↑一心不乱に、あんなとこで一眼レフ出して写真を撮ってます。
立ってる足元見てね。
↓こんな凄い場所に立ってる。もちろんロープで安全確保済み。
でも、マジでナイフエッジだ!!
ひょえ~~~~。