2017年11月28日火曜日

2度目の台湾カヤック旅は4人で 2017 その1

2016年秋に引き続き、2017年の11月にも台湾へのカヤック旅に出掛けましたよ。
オッターのツアーとしてメンバーを募集したわけでは無いです。
あくまで自分の力でカヤック出来るなら、色々な費用は各自の負担で全て実費で行きましょうよと、そういう旅です。
カヤックとホテルの段取り、飛行機(利用する空港が同じなら)の予約は私(かわうそ隊長:ヒロ)がしますけど、各人への請求は実費です。
私も自分の費用は自分で出します。私の報酬は求めない。何故なら、気を使って自分が楽しめなくなるのが嫌だから。元々私テキトーな性格です、忘れ物多いし。でも「とっても気を使う」という一面も持ってます。報酬を得る→気を使う→楽しさが減る。の図式にハマりたくなかったんですな。そんな台湾カヤック旅ですよと前置きした上で、どんな旅だったか書き残しますね。

海外渡航は時々行きます。でもいつも一人で行くので、行けそうな日程近辺の飛行機代が安い日を選んで飛行機を予約します。キャニオニングのシーズンオフなら日程に余裕があるって幸せな身の上なんで、そんな事が出来ますね。一人だと直前でも予約取れるし。
でも今回はメンバー皆が旅行に行ける日で予約したので、「飛行機代高いね・・・」って思いました。飛行機代って安い日と高い日の差が激しい・・・。
これまで安い日を選んで行ってたから、メジャーキャリアって言ったらいいんですかね?そんな航空会社しか乗った事なくて、エコノミーでも快適な飛行機内ですよ、いつも。
でも今回はLCCのタイガーエアにしました。メジャーキャリアは高すぎて手が出なかった。
タイガーエア・・・・。前の座席近い、シートがあまり倒れない、シートの座り心地が良くない、大きなモニターも無いから自分の乗った飛行機の現在位置が分からない、前のシートに個人のテレビが無い、飛行機が小さいから結構揺れる。なーんて違いが。
空を飛んでるのは2時間位なんで、大丈夫なんですけど。初LCCだったんで、色々違いに気付かされましたよ。一人旅なら通路側に座らないとトイレに行きにくいね、きっと。

さて、地下鉄で台北市内に移動し、地下鉄を乗り継ぎ、無事にホテルにもチェックインしたら、身軽になって外へ。大通りより路地に惹かれるのはなんでしょーねー。大通りの整えられた感じより、路地のごちゃごちゃした生活感が面白い。取り澄まして化粧も服もバッチリな美女より、やぼったいけど笑顔がかわいい女に好感を持つのと同じか?


私と転瀬さんとタロッペンの3人は先に台北に到着したので、ホテル近くの路地を探索です。時間は3時頃、出国前の福岡空港で食べたうどんもエネルギーとしては底をついてますんで、「何か食べよう」って事になってます。
んで、路地にいくつもある食堂の一つへ入店です。
日本と台湾の食堂の違いって、お店に入ったらお客が座る席があって、奥に調理場があるのが日本。お店の入り口で調理してて、調理場の奥側に席があるのが台湾の食堂ですね。路地の食堂はね。

臭臭鍋は気になるー。どんな鍋?
でもそこには入らず普通っぽい食堂へ。食堂入る時に「こんにちはー」とにこやかに挨拶します。わざとね。日本人だと気付いてくれたら、日本語表記のメニューを出してくれる場合があるので。料理の金額が壁にもメニューと一緒に書いてある店が多いんで、日本人だからとぼったくられる気配は無いです。(壁に金額入りのメニューが無い店は分かんないですけどね)
肉飯と、肉うどんっぽいのと、スープ(何のスープか忘れた)と水餃子。水餃子旨し!
そしてここでも麺類はイマイチ・・・。昨年から連敗続きです。

4人目の参加者ワラビーとラインで連絡を取り、待ち合わせからの地下鉄移動で観光夜市です。


観光夜市の入り口のお寺(もしかしたら神社かも・・・)、外観キラキラです。中もキラキラです。
建物内には一心にお参りしている方が何名も居て、キラキラだけど歓声を上げてはしゃげる雰囲気ではありません。

夜市入り口の「胡椒餅」に長蛇の列、我々は行列の多さに一旦通り過ぎたけど、やっぱり戻って並びます。列が人を更に呼ぶって感じになってる。すげーな。


胡椒餅を作ってます。ミンチとネギをこれでもかっ!て包んでます。


こんな感じで焼いてます。

列に並ぶ事20分位ですかね~、並んでる間中4人でワイワイ喋ってるんで、退屈はしませんね。こういうのは一人旅とは違うな~。しかし並んだかいが有りました。旨いのなんのって!!
焼き立てアツアツなので、ヤケド必死かも。

「カーン、突然始まりました、焼き立てアツアツ胡椒餅早食い選手権!!実況はヒロがお送りします」
「やはりトップ予想は転瀬さんですね~、早く食う事には実績が有りますからね~」
「転瀬さん・タロッペン・ヒロの3人なら、予想は簡単、1位転瀬・2位タロッペン・3位ヒロが順当なところでしょうが、ワラビーのポテンシャルが分かりませんね~」
「ワラビー、ガタイは大きいけど、知能派ですから、さーて何位に食い込んでくるか」
「これは予想が難しいですね」
[あっつ、アッツ、アチアチっ] [全然食えない]

「皆あまりの熱さに苦戦していますね~。通り過ぎる観光客が4人を見て爆笑しながら通って行きますね~」
「人が何かに苦しんでる姿は万国共通、面白いみたいですね~」
「おーっとワラビー早くも完食!!ダントツの1位だ~~!!」
「驚異的な口の中の皮の厚さだ、熱さを感じないんでしょうか?ただのBAKAですかね~」
「ヒロとタロッペンが半分程で好勝負だが、なんと1位確定かと思われた転瀬さんがまだ1/3くらいで、大きく出遅れていますね」
「これはなんと大番狂わせ!現在転瀬さんドベ転瀬さんドベです」
「華麗にワラビーが完食して、ビックリしましたが、転瀬さんのドベにも驚きです」
「あっつ!!アッツ!!」
「3人共、ヒーヒー言っております。あーっとタロッペンが食べた拍子に肉汁が自分の腕に掛かった!!まだまだメチャクチャ熱いです。腕がヤケドした模様」
「腕のヤケドでタロッペン、多少ゲンナリしております。よく見るとタロッペン、ベストも肉汁が付いてベチョベチョだ~!!きたねー」
「さて転瀬さんのスピードは一向に上がらず、2位タロッペン、僅差で3位のヒロ」
「ダントツのドベで転瀬さんだ~」
「3人が食べ終わってもまだ半分近く残っております。どうした早食い王、完膚なきまでに敗退しました~~。悔しそうです、俺こんなはずじゃなかったのにと言っております」
「それにしても、ワラビーは早かった、知性派だと勘違いしてましたね。BAKAですね~、BAKA舌の持ち主ですね~」
「という事で、突然始まりました、焼き立てアツアツ胡椒餅早食い選手権はワラビー・タロッペン・ヒロ・転瀬さんという順位になりました。全く予想していなかった順位で観光夜市の現場からお別れしたいと思います。中継は以上です」

行列店は必ず旨いのか?さー、どうでしょう?
確率は高い気がしますがね。
タロッペンが行列の店に並んだんですが、私は何となく気が乗らなくて、並びませんでした。4人の中で並んだのはタロッペンだけ。
随分並んで、時間掛かって買った食べ物・・・・、もう記憶もうっすらだけど、イマイチでした(笑)一口だけ貰って、おかわりはノーサンキューでした。油でギトギトだったな。タロッペンの勘はここでもバッチリ働いてるなー、良くも悪くも。