2018年6月19日火曜日

新たなるステージへ、台湾でのミッション、臭豆腐編

2018年5月に訪台時のミッションの一つ。
臭豆腐を食す!
臭豆腐は台湾へ行った人なら分かると思いますが、とにかくその匂い・・・,
日本人には馴染みにくい匂い・・・。

台北あたりで夜市に行けば、ぷ~~んと臭ってくる屋台が必ず有ります。
食べた事は無くても、必ず嗅ぐ匂いですね。
前回の台湾旅で、その匂いがとにかくキライなワラビーをいじって楽しんだんです。まー、私も苦手な匂いですがね。
以前、台湾人の王さんに「臭豆腐って美味しい?」って聞くと。
「大好物です!!」って即答が返ってきました。
そうかと言って、我々日本人は  ”じゃあ食べようか”、とはならないですね、匂いがね・・・。
”王さん大好物だって、ぷぷぷっ”  とバカにしたような笑いだって生まれてました。
臭豆腐をウィキペディアで読むと、”糞便臭がある”  と書いてある。~~ん~、確かにそれ系の匂いかも。


いや、別にミッションとかって食べなくても良いんですけどね・・・・、ワラビーが食え食えとしきりに(必殺仕事人の様な目で)勧めるので・・・。
タイミングが合えば。チャンスが有れば。台湾に1週間居るうちに、まー何かの切っ掛けがあれば食うか。ミッション不達成もやむ無しの気持ちが色濃い、後ろ向きなミッションです。

台湾二日目に、色々あちこち歩き回って夕暮れ時を迎えました。午後からずっと歩いてるので、足はパンパンに。



ホテルへ歩いて帰るには随分距離が有ります。どっかで休憩して帰るか? 夕飯の時間だし。しかし周りを見渡すも、ビジネス街な雰囲気で、目ぼしい食堂は見当たらない。
暫く悩みます。んーー。
食堂探してウロウロして更に疲労を増すよりも、ホテル方向にタクシーで戻って、近くの夜市で下車すれば一石二鳥ではないか!
歩かんで済むし、夜市なら食べ物あるし。

で、日本と同じ様に手を上げてタクシーを掴まえます。
台湾のタクシーは黄色で統一されてるので、見つけやすく間違わないですね。有り難い。

停まってくれたタクシーは20才位かな? と思える若いドライバーさんでした。
行き先の夜市をスマホで伝えて、無事に発進したので、深々とシートに埋まります。
"日中よく歩いたなー"
街は暮色、各所灯りが灯ってきました。

エアコンの効いた車内は快適です。
渋滞で流れは悪いですけど、疲れた体にはタクシーが有り難く、長く乗ってたい気分です。

そろそろ着くかなと思う頃、片言の英語で、若いドライバーさんが 「臭豆腐食べたいか?」 と聞いてきました。
俺の台湾ミッションを知ってるのか? そのピンポイントな質問にビックリ!
これはタイミングも、チャンスとしても素晴らしい!
千載一遇ってこの事か!って感じました。
「食べたい。」
「臭豆腐が最高に旨いのは、その店だ。」ドライバーさん、通りの反対にある店を指さします。
「サンキュー、行ってみるよ!」

潭子臭豆腐店という店名ですね。
14~5人が入れるお店は、よくある食堂のサイズ感ですね。
お店に入ると、先客は2名。話し声は中国語っぽいので、土地の人かな。
壁のメニューを見ると・・・、臭豆腐しか無いね・・・・。専門店だね。
でも、臭くない?・・・・ね。 ”あれっ、あの強烈な臭気が無い!”
”おオ、これはもしかしてタクシーの運ちゃんのミラクルヒットか!”
”俺、良いの引き当てた?!”

当然臭豆腐を(他のメニューないし、恐恐と)注文です。
料理を待ってる間に、あっという間にお店のテーブルはお客さんで満席に。
他のお客さん、みんな顔なじみ客みたいだなー。地元民に愛される店って事ですね。

さー出てきた、潭子臭豆腐店の臭豆腐&ビール。

揚げてあります。臭いは気にならない位少ない。いいぞ!
ビールをグビリと飲んで、いざ臭豆腐!!
モグモグ・・・・、”旨い” ”この臭豆腐なら旨い”
他の店の臭豆腐は食べた事無いので、分かりませんが、この店は旨い。臭くない!!

早速ワラビーにLINEすると、「コレジャナイ・・・。」「煮たやつが強烈」と帰って来ましたww
煮た臭豆腐を食す気はさらさら無い・・・・。

かわうそ、臭豆腐を食す、ミッション・クリアです!!